1.納豆が体にいい理由とは?
納豆菌は適度な温度と湿度さえ与えれば強力な繁殖力を発揮して、1個から数十億個にも増えていきます。
また体内に取り入れられた後もすぐには死なないという特徴があるのです。
現在の製法では、菌の液を加熱した大豆に噴射しますが昔は藁についている天然の菌を利用して、煮豆を藁に包んで作っていました。
藁一本には約100万個の菌が付着しており、それが強力なたんぱく質分解酵素を出し大豆を発酵させていくのです。
納豆が体に良いとされるのは、大豆の栄養分に加え発酵による新たな成分が優れた働きをすることによります。
ゆでた大豆に比べてほぼ同量のたんぱく質、脂質が含まれているのです。
血管の中にできる血栓の予防にはナットウキナーゼが効き、骨粗しょう症にはビタミンKがよく効きます。
整腸や抗菌などには菌が大変に有効な成分となっています。
これを料理に使用することで、健康な体を作り上げていくことができますので普段の料理にぜひ使用したいものです。
そのままでは苦手だという人もいると思いますので、手軽に作れるレシピを紹介します。
2.納豆のレタス包み
まずはレタス包みを紹介します。
香味野菜で匂いが消えてしまい、酢の作用でねばねばが消えてなくなっていくのです。
材料はひき割り納豆、豚赤身ひき肉、干しシイタケ、セロリ、長ネギ、しょうが、豆板醤、しょうゆ、酒、砂糖、酢、レタス、サラダ油を用意し、まず干しシイタケを水に戻してあら微塵に切ります。
セロリは5ミリ角に、しょうがは微塵に切ってください。
フライパンに油を熱して長ネギ・しょうが・豆板醤・ひき肉を入れてひき肉の色が変わるまで炒めます。
これに納豆としいたけを加えて炒め、油が回ったらセロリ・しょうゆ・酒・砂糖・酢を加えて手早く炒め合わせてください。
レタスを1枚ずつはがしてレタスで炒め物を包んで、いただきます。
さっぱりしていくらでも口に運ぶことができる一品です。
3.おすすめチャーハンレシビのご紹介
次に血栓を予防したり血行を促進する効果があるレシピを紹介します。
それはチャーハンです。サラダ油は血行促進効果がありますし使用するねぎは、血栓を予防する効果もあるのです。
用意するものは納豆・卵・にんにく・万能ねぎ・温かいご飯・しょうゆ・塩・削りカツオ・サラダ油になります。
卵は溶きほぐしにんにくはみじん切りにし万能ねぎは小口切りにしてください。
フライパンに油を熱し溶き卵を流してかき混ぜます。
にんにくとご飯を加えて、ご飯がパラリとほぐれるまで炒めます。
これに豆を加えて炒め合わせしょうゆ・塩・こしょうで調味して万能ねぎを加えてさっと混ぜます。
器に盛って削りカツオをかければできるのです。
これで健康にとても良い一品の出来上がりになります。
4.チャーハンに相性ばっちりの納豆汁
そしてこのチャーハンにもってこいなのが、納豆汁です。
味噌と組み合わせることで病気を予防する効果がアップするので、中華スープの代わりに作ってみましょう。
用意するものは青梗菜・だし汁・味噌・溶きからしです。
青梗菜は1枚ずつはがして2センチ幅の斜め切りにしておいてください。
鍋にだし汁を煮立て、青梗菜の軸の部分を入れてさっと煮ます。
これに豆と青梗菜の葉の部分を加えて煮立たせ、味噌を溶きいれます。
椀に注いで、ゆるめに説いた溶きからしを添えてください。
チャーハンには中華スープといったのが定番ですが、お味噌汁にも結構合いますので満足ができる一品に仕上げることができることでしょう。
チャーハンとお味噌汁で、二重に健康を守る一品といえます。
5.まとめ
発酵食品は昔から体にいいものとして、多くの人たちが口にしてきました。
ですがそのまま口にするというのが苦手な人も多くいるのが現状です。
ちょっとした手間をかけることで、苦手な人も食が進んでしまいます。
簡単なレシピで、健康を守っていきましょう。